舎利弗の煩悩

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【ネットワーク】記憶できないアルファベット(略称)集 ~ネットワークIF層 編~

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なかなか記憶に定着しないアルファベット(略称)を厳選しました。
ネットワーク データリンク層(L2)編です。
試験直前に見るよろし。

イーサネット

IEEE (The Institute of Electrical and Electronics Engineers)

米国電気電子技術者協会
LAN技術について標準化する組織。
代表的なのは下記。

CSMA方式 (Carrier Sense Multiple Access)

複数のノードで一つの通信媒体を利用する場合のルール。

CSMA/CD方式

イーサネット半二重通信ではCSMA/CDを使用する。 現在はほとんど全二重通信なので使われない。
以下の方式

  1. Carrier Sens 誰も使ってなければ使ってOK
  2. Multiple Access 全員に送るのはOK
  3. Collision Detection 衝突が起きたらランダム時間後に再送

SFD (Start Frame Delimiter)

通信相手と同期をとるため、イーサーネットフレームを送る前にプリアンブルと呼ばれるデータが送られる。 f:id:bonno-sariputra:20220309014609p:plain

MTU (Maximum Transmission Unit)

データリンク層(L2)での最大データサイズ。 イーサネットでは1500オクテッド。

FCS (Frame Check Sequence)

イーサネットヘッダの最後の4オクテッド。 データが壊れていないかチェックするため、CRC(Cyclic Redundancy Check)が設定される。

PoE (Power over Ethernet)

LANケーブルを使って電源を共有する技術。 無線アクセスポイント、IP電話、ハブで利用される。 IEEE802.3afとして標準化。

無線LAN

IEEE802.11

無線LAN規格

bonno-sariputra.hatenablog.com

CSMA/CA方式

現在通信していいるホストがないか確認を行って、さらにランダム時間後にデータ送信することで、衝突を回避するという仕組み。

SSID (Service Set Identifier)

アクセスポイントを識別するID。

ESS-ID

複数のアクセスポイントに同じSSIDを設定したIDのことをESS-IDと呼ぶ。 場所を移動してもシームレスにアクセスポイントを切り替えるローミングを可能にする。

RTS/CTS方式

隠れ端末端末問題を解決する技術。
子機がデータ通信を行う前にRTS(Request To Send)を送信。 アクセスポイントが全端末に向けてCTS(Clear To Send)を送信する。RTSCTSを受信した子機は指定された時間、送信を待機する。

BLE (Bluetooth Low Energy)

BlueTooth4.0で策定された規格。 省電力で動作を可能とする。 従来のBluetoothと互換。2.4GHzを利用。

ZigBee

IEEE802.15.4として規格化。複数のセンサを強調させて、センサネットワークを構築する。65,536個まで接続可。

Wi-SUN (Wireless Smart Utility Network)

中継機器を経由し500m~1kmまで通信可能。 干渉を受けにくく安定した通信が可能だが通信速度は遅い。 スマートメーターや医療機器などで利用される。

その他の通信規格

PPP (Point-to-Point Protocol)

1対1で通信するプロトコル。コネクション型の通信を行う。 ISDNADSLFTTHなどで利用されている。

NCP (Network Control Protocol)

PPPのうち、上位層に依存するプロトコル。 例えば、上位層がIPのときはIPCP(Internet Protocol Control Protocol)を利用し、IPアドレスの自動割当てなどが行っている。 ダイヤルアップやADSLFTTHで利用。

LCP (Link Control Protocol)

PPPのうち、上位層に依存しないプロトコル。 コネクションの制御、ユーザ認証を行う。 認証プロトコルとしてCHAPが利用される。

CHAP (Challenge Handshake Authentication Protocol)

PPPで利用される認証プロトコル。チャレンジレスポンス方式を利用。

itmanabi.com

PPPoE (PPP over Ethernet)

イーサーネット上でPPPを利用するプロトコルISPと接続するときの認証に利用する。

FDDI (Fiber Distributed Data Interface)

トークンパッシング方式で通信を行うデータリンク。 光ファイバなどを利用して100Mbpsで通信が行える。
衝突が発生しないため安定した通信が可能で広く普及したが、Gigabit Ethernetの普及に伴い利用されなくなった。

www.pursue.ne.jp

ATM (Asynchronous Transfer Mode)

53オクテットのセルと言う単位に分割して通信を行うプロトコルで、回線を専有しないのが特徴。 ISDNなど電話回線を利用した通信で利用されているが、 現在はFTTH網の普及により徐々に減りつつある。

IEEE1394

FireWirei.Linkと呼ばれる。AV機器で利用される規格。

HDMI (High-Definition Multimedia Interface)

映像と音声を伝送するための規格。 PCとディスプレイをつなぐのに利用。

PLC (Power Line Communications)

電力線をつかって通信を行う。 製造業の機械、信号機を制御するのに利用。

ケーブル

UTP (Unshielded Twisted Pair cable)

LANケーブルの種類。 シールド無しのツイストペアケーブル。 安価で広く普及。

STP (Shielded Twisted Pair cable)

LANケーブルの種類。 シールドされたツイストペアケーブル。 他の電子機器の干渉を受けにくく安定した通信ができるが、少し高価。

MMF (Multi Mode Fiber)

マルチモード光ファイバケーブル。 光信号の伝播を複数のモードで行う。伝送損失が大きい。中距離の通信で利用。安価。

SMF (Single Mode Fiber)

シングルモード光ファイバケーブル。 光信号の伝播をひとつのモードにすることで、減衰を極力抑える。長距離の通信で利用。高価。

www.blackbox.co.jp

WDM (Wavelength Division Multiplexing)

波長分割多重 光ファイバで波長の異なる複数の光信号で通信し多重化する。

MDI/MDI-X (Medium Dependent Interface)

LANケーブルのポートの種類。 MDIとMDI-Xは一般的なストレートケーブルで通信をおこなっている。MDI同士、MDI-X同士の通信はクロスケーブルの利用が必要だったが、最近はポートが自動で判断してMDI/MDI-Xを切り替えて通信を行うためクロスケーブルが必要なくなった。 通常、PCなどの端末はMDIで動作、ハブやルーターはMDI-Xで動作している。

スイッチングハブ

LAG (Link Aggregation)

複数のスイッチングハブを論理的に束ねて、性能を向上させる技術。
対となるスイッチングハブを静的に設定する方法と、スイッチ間でLACPを利用し動的に設定する方法がある。

LACP (Link Aggregation Control Protocol)

スイッチ間でLAGを制御するプロトコル。 IEEE802.3adで標準化。 一部の回線が切断した場合、自動的に閉塞させるなど可能になる。

LLDP (Link Layer Discover Protocol)

スイッチングハブ同士でVLAN構成などネットワークの構成情報をやり取りするプロトコル

STP (Spanning Tree Protocol)

ネットワークにループがある場合、ブロードキャストフレームが増え続けて通信に障害が発生する。これを防ぐため、ネットワークをツリー構造で管理する。

BPDU (Bridge Protocol Data Unit)

スパニングツリープロトコル(STP)で利用されるパケット。スイッチングハブ同士でパケットを送信しあうことで、疎通確認を行い、スパニングツリーを形成する。

RSTP (Rapid Spanning Tree Protocol)

従来のスパニングツリープロトコル(STP)だと経路に障害があった場合に検知して切り替わるまでに数十秒の時間がかかる。 RSTPではポートのダウンを検知したらすぐにポートを切り替えを行うことで、切り替えを数秒程度で行える。

MSTP (Multiple Spanning Tree Protocol)

従来のスパニングツリープロトコル(STP)ではVLANに対応できなかった。 MSTPではVLANごとにスパニングツリーを管理。

TRILL (TRansparent Interconnection of Lots of Links)

従来のスパニングツリーでは経路が固定かされるが負荷分散を行えるようにしたプロトコル

IP-VPN

IP-VPN (Virtual Private Network)

インターネット上に仮想的な専用回線を構築する技術

MPLS (Multiprotocol Label Switching)

IP-VPNにおいて、IPパケットにラベルと呼ばれる情報を付加して通信を制御する技術。

LER (Label Edge Router)

IP-VPN網の入り口。ラベルを付加するルーター

LSR (Label Switching Router)

IP-VPN網でラベルの情報から通信経路を制御するルーター

LSP (Label Switch Path)

IP-VPN網で同じラベルをもとに制御された経路。 LSPは片方向だけを指す、両方向の通信には上り下り2本のLSPが必要となる。

無線通信

WiMAX (World wide Interoperability for Microwave Access)

広域の無線アクセス技術。インターネットへのアクセス回線として利用される。 IEEE802.16eで標準化。

LPWA (LowPower WideArea)

IOTに適した無線通信技術。

  • 数km~数十km範囲で通信が可能。
  • 省電力
  • 低速度

FDM (Frequency Division Multiplexing)

異なる周波数帯で送ることで多重化する技術。 FDMA(Frequency Division Multiplexing Access)とも呼ばれる。 互いに干渉しないようにしたOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)が無線LANWiMAXで利用されている。

TDM (Time Division Multiplexing)

時分割多重。 一定時間ごとに区切り、それぞれを通信に割り当てる技術。 TDMA(Time Division Multiplexing Access)とも呼ばれる

CDM (Code Division Multiplexing)

符号分割多重。 複数の通信で同じ周波数帯を共有し、異なる符号を付与することで多重化する技術。携帯電話で利用。 CDMA(Code Division Multiplexing Access)とも呼ばれる。